今では一つのジャンルとして確立された感のある「ラグジュアリーストリート」ですが、コーディネートを考えると、足元はやはりスニーカー一択となるでしょう。
ただ、ウェアを高級感のあるラグストブランドで揃えたのに、足元が使用感のあるノーマルなスニーカーでは、クールさが半減してしまいます。
そこで、この記事では、ラグジュアリーストリートスタイルにビシッとハマるスニーカーという観点から、おすすめのブランドをご紹介します。
1. OFF-WHITE(オフホワイト)
ラグジュアリーストリートの火付け役となったブランド「OFF-WHITE(オフホワイト)」。
創設者のVirgil Abloh(ヴァージル アブロー)氏は2021年に急逝してしまいましたが、「Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)」のアーティスティック・ディレクターを務めるなど、ファッションの歴史にその名を刻みました。
ブランドを象徴する斜めストライプやアロー(矢)ロゴのグラフィックを取り入れたウェアの人気が高いですが、スニーカーも負けていません。
NIKE(ナイキ)とのコラボモデルをはじめ、「OUT OF OFFICE(アウト オブ オフィス)」、「Low Vulcanized Sneaker(バルカナイズ スニーカー)」など、ブランドのアイコニックな要素を盛り込んだデザインは、男女問わず人気です。
2. BALENCIAGA(バレンシアガ)
フランスに拠点を置くラグジュアリーブランド「BALENCIAGA(バレンシアガ)」。
2015年以来、「VETEMENTS(ヴェトモン)」の創始者であるDemna Gvasalia(デムナ ヴァザリア)氏がクリエイティブディレクターを務めています。
革新的なファッションを打ち出すブランドとして毎シーズン注目を集めていますが、スニーカーも同じ。
ダッドスニーカーの代表格である「Triple S(トリプルS)」や「Track(トラック)」など、重厚感がありながら未来的な雰囲気を感じさせるデザインからは、新しいファッションを創り出そうというブランドの美学が見てとれます。
3. Palm Angels(パーム エンジェルス)
「MONCLER(モンクレール)」のアートディレクターを務めるFRANCESCO RAGAZZI(フランチェスコ・ラガッツィ)氏が、2015年にスタートしたブランド「Palm Angels(パーム エンジェルス)」。
LA(ロサンゼルス)のスケートカルチャーやライフスタイルからインスピレーションを得たコレクションで注目を集めています。
「Palm One」、「Palm Two」といったシンプルなホワイトスニーカーから、靴紐の位置を中央から側面寄りに配置した近未来的なデザインのモデル「RACING PALM WEB(レーシング パーム ウェブ)」まで、スタイリッシュなデザインのスニーカーが多く展開されています。
4. GOLDEN GOOSE(ゴールデングース)
ヴィンテージ加工を施したスニーカーで知られる、イタリアのラグジュアリーブランド「GOLDEN GOOSE(ゴールデン グース)」。
個人的には、日本よりも海外での人気が強い印象です。
ブランドのアイコンで最も人気があるモデル「SUPER-STAR(スーパースター)」を筆頭に、多くのモデルで星のモチーフが取り入れられています。
ヴィンテージ加工からはパッと見、高級感が感じられないかもしれませんが、最高品質のレザーを用いて、全ての製品をヴェネチアで職人によるハンドメイドで生産されており、ラグジュアリーストリートとの相性もバッチリです。
5. Buscemi(ブシェミ)
シューズとアクセサリーをメインに展開する、アメリカ発のファッションブランド「Buscemi(ブシェミ)」。
2013年に デザイナーのJon Buscemi(ジョン ブシェミ)氏がスタートしました。
上質なレザーを使用し、イタリアの熟練職人の手で作られるラグジュアリーなアイテムはセレブリティからも支持を得ています。
特にアイコンとして認知されているのが、「HERMES(エルメス)」のアイコンバッグ「Birkin(バーキン)」から着想を得てデザインされたモデル「100MM」。
18金の南京錠や留め具を使用した、高級感溢れるデザインが魅力です。
6. AMIRI(アミリ)
2014年にMike Amiri(マイク アミリ)氏が立ち上げたLA発のラグジュアリーブランド「AMIRI(アミリ)」。
ストリートとロックをかけ合わせたスタイルに、クラフツマンシップが融合したコレクションは世界中で人気を博しています。
ブランドを代表するアイテムであるデニムをはじめ、どのアイテムからも細部へのこだわりが感じられます。
スニーカーは、「骨」のモチーフをデザインに取り入れた「SKEL TOP(スケルトップ)」や「BONE RUNNER(ボーン ランナー)」といったモデルが代表的。
7. 1017 ALYX 9SM(アリクス)
Lady Gaga(レディー・ガガ)やKanye West(カニエ・ウェスト)らのクリエイティブディレクターを務めたMatthew Williams(マシュー・ウィリアムズ)氏が立ち上げたブランド「1017 ALYX 9SM (アリクス)」。
Williams氏は、2020年から「GIVENCHY(ジバンシィ)」のクリエイティブディレクターも務めています。
ブランドのアイコンでもあるローラーコースターバックルベルトをあしらったモデル、流線型のデザインのチャンキーなソールを採用したモデルなど、ウェアに劣らず、エッジの効いたデザインのスニーカーが揃います。
8. Filling Piece
オランダ、アムステルダムに拠点を置くブランド「FILLING PIECES(フィリング ピース)」。
2009年に、クリエイティブディレクターを務めるGuillaume Philibert(ギョーム フィリベール)氏が19歳という若さで立ち上げたブランドです。
ミニマルなデザインでありながら、しっかりと「違い」も感じさせるハイセンスなレザースニーカーを多く展開。
当記事でご紹介しているブランドの中では、一番手頃な価格帯です。
ラグジュアリーブランドのスニーカーとスポーツブランドのスニーカーの「ギャップ」を埋めるべくスタートしたブランドなので、ラグジュアリーストリートスタイルにはピッタリです。
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以上となります。
今回ご紹介したブランドはもちろん、海外のハイブランド・デザイナーズブランドのアイテムを探すのであれば、FARFETCH がおすすめです。
特に、「OFF-WHITE (オフホワイト)」、「PALM ANGELS(パーム エンジェルス)」に関しては、これらのブランドを傘下に持つ「New Guards Group(ニューガーズ グループ)」の親会社がFARFETCH であるため、商品数が圧倒的に多いだけでなく、FARFETCH でしか手に入らないアイテムも多々あります。
日本のECサイトや実店舗よりも安価で購入できることも珍しくないので、探しているアイテムがある方は一度チェックしてみることをおすすめします。
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